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title: フリーランスや副業との違い
description: ワルブリックス株式会社は代表が直接対応する小さな会社ですが、2008年から継続する法人として、契約・請求・保守・継続性の面で安心して相談しやすい体制を保っています。
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timezone: Asia/Tokyo
date: 2026-05-12
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ワルブリックス株式会社は、大きな組織ではありません。実際の相談、調査、設計、実装の多くは代表が直接見ています。その意味では、動き方はかなりフリーランスに近い会社です。

一方で、2008年1月4日の設立から18年以上、法人として事業を続けてきました。単に「会社の形をしている」という話ではなく、発注する側にとって扱いやすい窓口であり続けるための、いくつかの違いがあります。

## 個人の身軽さと、法人の継続性

小さな会社なので、相談の初動は早く、担当者の引き継ぎで話が薄まることもありません。現状を見て、直すべきところ、触らないほうがよいところ、あとで困りそうなところをその場で判断しながら進めます。

ただし、請求、契約、記録、税務上の扱いは法人として行います。社名、銀行口座、適格請求書発行事業者登録番号、代表電話、所在地を持つ取引先として扱えるため、社内稟議や経理処理に乗せやすいのが特徴です。

## 発注側から見た違い

| 観点 | 個人・副業への依頼で起きやすいこと | 当社の場合 |
|---|---|---|
| 継続性 | 本業、転職、家庭事情などで稼働状況が変わりやすい | 18年以上、同じ法人としてIT支援と開発を継続 |
| 契約・請求 | 個人名義の契約や源泉徴収の確認が必要になる場合がある | 法人名義で契約・請求。適格請求書発行事業者として対応 |
| 相談のしやすさ | 技術者個人の予定に強く依存する | 小規模案件、調査、保守、改善相談を法人窓口として受けられる |
| 責任範囲 | 口約束やチャットだけで範囲が曖昧になりやすい | 作業内容、前提、調査結果、残るリスクを文書化しやすい |
| 運用後 | 作った人にしかわからない状態になりやすい | 既存システムを前提に、あとで追える形の記録を残す |

## 「会社に頼むほどではない」仕事を受けやすくするために

中小事業者のIT相談には、大手SIerや大規模な制作会社に依頼するには小さすぎる仕事が多くあります。

- 社内ツールの小さな改修
- サーバーやメール、DNS、証明書の不調調査
- 既存システムの仕様確認と引き継ぎ準備
- クラウド請求やバックアップ設定の見直し
- AIや自動化を業務で使えるかの小さな検証

こうした仕事は、予算も期間も大きくありません。しかし、止まると現場が困るものです。当社は、そうした「誰に頼めばよいかわからないが、放置もできない」領域を扱いやすい形にすることを重視しています。

## 副業人材との違いは、時間ではなく姿勢です

副業や個人の技術者にも、優れた人はたくさんいます。違いは能力の上下ではありません。

当社が提供したいのは、発注側が安心して「取引先」として扱えることです。見積、請求、納品、保守、再相談の窓口が同じ法人として残り、過去の経緯を踏まえて次の相談に入れること。その積み重ねが、18年続いてきた小さな会社としての価値だと考えています。

## 代表が直接見る小さな法人です

大きな体制や大量の人員を前提にした案件には向きません。反対に、状況が入り組んだ小さなシステム、古いサーバー、既存業務に密着したツール、まず何が問題かを調べる段階の相談には向いています。

「会社として発注したいが、大きな開発会社に頼むほどではない」。その間にある仕事を、法人として継続的に受けられることがワルブリックス株式会社の立ち位置です。

## フリーランスあるある: 固定IPアドレスを持っていない

業務システムの中には、セキュリティ上の理由で、事前に登録した固定IPアドレスからのアクセスしか許可できないものがあります。

個人の自宅回線やモバイル回線だけで作業している場合、アクセス元IPアドレスが変わりやすく、都度許可設定を変える必要が出ます。外部委託先に一時的な管理権限を渡す場面では、これは地味に大きな運用負担になります。

## フリーランスあるある: チャットサービスが無料アカウント

無料アカウントのチャットサービスでは、一定期間を過ぎた会話履歴が辿れなくなることがあります。

小さな修正や障害調査ほど、数か月前の「なぜそうしたか」が重要になります。過去の相談、決定、作業メモが失われると、同じ調査を繰り返したり、前提を誤って変更したりする原因になります。当社では業務利用するチャットサービスは有料アカウントで運用し、必要な履歴を追える状態にしています。

## フリーランスあるある: AIサービスが無料アカウント

無料のAIサービスでは、入力した内容がサービス改善や学習に使われる可能性を十分に確認しないまま、業務情報を投入してしまうリスクがあります。

ソースコード、ログ、設定ファイル、社内の業務フロー、顧客情報に近い文脈などは、安易に無料アカウントへ貼り付けるべきではありません。当社ではAIサービスも有料アカウントを使用し、業務情報の扱いに注意しています。

## フリーランスあるある: 源泉徴収が面倒

個人への報酬支払いでは、源泉徴収や支払調書の作成が必要になる場合があります。依頼する側にとっては、金額そのものより事務処理の確認が負担になることがあります。

法人への支払いであれば、通常の外注費・業務委託費として処理しやすく、経理上の扱いを整理しやすくなります。

## フリーランスあるある: 適格請求書発行事業者ではない

インボイス制度では、取引先が適格請求書発行事業者でない場合、消費税の仕入税額控除に影響が出ます。

小さな依頼であっても、発注側の経理処理では無視できない問題です。当社は適格請求書発行事業者として登録しており、法人取引として処理しやすい請求に対応できます。

## フリーランスあるある: 機密管理が個人任せ

個人アカウントのパスワードマネージャに、顧客のサーバー情報、APIキー、管理画面の認証情報などをそのまま保存しているケースがあります。

もちろん個人でも厳密に管理している人はいますが、発注側から見ると、その管理実態を確認しづらいのが問題です。当社では法人契約の1Passwordを使用し、業務に関する機密情報を個人利用の保管場所と分けて扱います。

## フリーランスあるある: 作業環境が個人のPC

個人用と業務用で同じPC、同じOSアカウント、同じブラウザプロファイルを使っていると、業務情報と私的な利用が混ざりやすくなります。

ブラウザの保存パスワード、ダウンロードフォルダ、スクリーンショット、クリップボード、同期設定など、意図しないところに情報が残る余地があります。小さな作業でも、どの環境で、どのアカウントで、どの情報を扱うかを分けて考える必要があります。

## フリーランスあるある: GitHubが無料アカウント

無料アカウントのGitHubでも開発はできますが、組織管理、権限管理、監査、外部コラボレーターの扱い、プライベートリポジトリの運用方針などは、業務利用として十分かを確認する必要があります。

個人の趣味プロジェクト、過去案件、顧客ごとのリポジトリが同じ個人アカウントに混在していると、招待先の間違い、権限の残し忘れ、通知やIssueの見落としが起きやすくなります。発注側から見ると、ソースコードや課題管理をどの単位で分離しているかが重要です。

## フリーランスあるある: クラウドストレージが無料アカウント

無料アカウントのクラウドストレージを業務ファイルの受け渡しに使っている場合、容量、共有リンクの管理、アクセス履歴、退避期間、アカウント停止時の復旧などに不安が残ることがあります。

見積書、設計メモ、サーバー情報、画面キャプチャ、ログファイルなどを扱うなら、どのストレージに保存し、誰がアクセスでき、いつ削除するのかを説明できる状態が望ましいです。

## フリーランスあるある: 都市銀行の口座がない

これは必ずしもデメリットではありません。ネット銀行だけでも通常の取引はできますし、振込先として問題がないケースも多くあります。

ただ、会社の経理処理や取引先登録では、都市銀行の法人口座があるほうが社内手続きに乗せやすい場合があります。小さな違いですが、発注側の事務フローに合わせやすいことも、法人としての取引しやすさの一部です。

## フリーランスあるある: 十分な開発・検証環境を持っていない

作業者の手元に十分な開発・検証環境がないと、OSやミドルウェアのバージョンを発注元の環境に合わせられないことがあります。

本番環境では特定のLinuxディストリビューション、古いPHP、特定バージョンのPython、データベース、Webサーバー、ブラウザなどが使われているのに、作業者側では近い環境を用意できない。その状態では、修正前の再現確認や、修正後の影響確認が弱くなります。

特に障害調査では、問題を再現できる場所があるかどうかで速度が変わります。検証環境がないまま本番環境だけを見ていると、試せる手順が限られ、原因の切り分けにも時間がかかります。

## フリーランスあるある: 作業記録がない

過去に何を調べ、どのファイルを変更し、なぜその判断をしたのかが残っていないと、後から同じ問題を問い合わせても答えられないことがあります。

作業した本人の記憶に頼る運用では、数か月後、数年後に経緯を追うのが難しくなります。障害対応、引き継ぎ、追加改修では、作業結果そのものだけでなく、調査の過程や判断理由も重要です。

当社では、案件や作業内容に応じてissue tracking systemへ作業記録を残し、後から過去の対応を追えるようにしています。

## フリーランスあるある: 本人が倒れたときの連絡先がない

個人に直接依頼している場合、本人が病気や事故で急に連絡できなくなったとき、発注側が次にどこへ連絡すればよいかわからないことがあります。

緊急の障害対応や、契約・請求・保守に関する確認が必要な場面では、本人以外にも最低限の応対窓口があるかどうかが重要になります。

当社には、万一のときでも応対可能なスタッフがいます。すべての技術判断を即座に代行できるわけではありませんが、連絡の受け付け、状況確認、必要な引き継ぎの入口を法人として残せるようにしています。

## フリーランスあるある: 不適切な国家や組織との関連をチェックしにくい

これは書き方が難しい項目ですが、実務上は無視できないリスクです。遠隔地の個人に開発や運用を依頼する場合、その人が本当に名乗っている本人なのか、どの国・組織と関係しているのか、制裁対象や反社会的な活動と無関係なのかを確認しにくいことがあります。

実際に、北朝鮮のIT労働者が身元や所在地を偽って海外企業のリモート開発案件に入り込む手口について、米国FBIや財務省などが注意喚起を出しています。知らずに雇ってしまった場合でも、情報漏えい、制裁違反、資金流出、社内ネットワークへの不正アクセスといった問題につながる可能性があります。

小さな外注であっても、取引先の実在性、支払い先、作業場所、アカウント管理、本人確認の筋道を確認できることは重要です。法人として継続している取引先であれば、少なくとも社名、所在地、銀行口座、請求主体、連絡窓口を確認しやすくなります。

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